地域医療連携

診療科・各部署紹介

週間スケジュール

  看護師 医事課計算
新患 村松
古閑
坂本
上運天
木崎
桐谷
検査日 村松
古閑
坂本
上運天
木崎
桐谷
首藤(久)
筒井
古賀
再来 - - - - -
手術日 - - -    
備考欄
◆循環器内科では、救急患者さんの対応に専念するため、再来診療は行っておりませんのでご了承下さい。
外来診療は、開業医の先生方からの紹介患者さんと、新患の患者さんの診療を中心とし、再来診療(外来通院)が必要な患者さんは、責任を持って、開業医の先生方を御紹介致します。
◆かかりつけ医がある方は、出来るだけ添書を持参して来院して下さい。
◆診察の順番は、症状・添書の有無により前後する事がありますので了承下さい。
医療機関の先生方へ(循環器センター当直・心電図判読サービス・事前紹介予約)

◆時間外、土日祝日も、循環器センター当直(循環器内科医or心臓血管外科医)が院内に常駐しておりますので、循環器疾患の急患の御依頼の電話・急患診療は、循環器センター当直医が直接対応致します。

◆心電図判読を希望される場合、循環器外来に御電話・FAXを頂きますと、平日9時~16時30分であれば、心電図判読を致します。詳細は、循環器外来に御連絡下さい。

◆事前紹介予約の場合、時間外、土日祝日も、事前に添書をFAXで送って頂くと、必要な検査の予約をとる事が出来ますので、患者さんの待ち時間が短くなります。

◆冠動脈CTをご希望の場合、お知らせ頂ければ幸いです。
1)直近(6ヶ月以内)の腎機能(クレアチニン)
2)造影剤使用歴の有無
3)アレルギーの有無
4)喘息の有無
5)ビグアナイド系経口血糖降下剤の有無

◆頚動脈の狭窄は、脳神経外科が対応しています。

基本方針(循環器救急に強い循環器内科)

大分県では、急性心筋梗塞の死亡率が高いと言われています。
当科では、急性心筋梗塞等の循環器疾患救急患者・重症患者の治療を行う事を最大の目標・使命と考えています。そのため、当科では、外来診療は、開業医の先生方からの紹介患者さんと、新患の患者さんの診療を中心とし、通院治療(再来)は、原則として開業医の先生方をご紹介しています。

診療分野

虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症)、心不全、不整脈、心臓弁膜症、高血圧、肺塞栓等の疾患に関して、最新のエビデンスに基づいた検査・治療を行っています。

◆大動脈疾患(急性大動脈解離、大動脈瘤)や、下肢静脈瘤は、心臓血管外科が担当しています。

◆頚動脈の狭窄は、脳神経外科が担当しています。

診療体制(総合力のある循環器センター)

現在、常勤7人のスタッフ体制です。
循環器センター当直(循環器内科医or心臓血管外科医)が、院内に常駐しておりますので、24時間365日、医療機関からの循環器救急患者の御依頼に対して、直接対応が可能となりました。
研修医の教育にも力を入れており、正規スタッフに加え、常時3人の初期研修医が研修をしており、循環器内科の知識・技術の習得に励んでいます。
後期研修医の教育に関しては、関連病院中、最強の後期研修医を1年で創り上げる事を当科での重要な使命と考えており、毎年、当科で鍛え抜かれた後期研修医が巣立って行っています。
4月から7月までの4ヶ月間は、大分大学より、毎週2人の病院実習があり、学生への指導にも力を入れています。
心臓血管外科・救急救命センターと常に密接な連絡を取りつつ、循環器センターに所属する腎臓膠原病内科、内分泌代謝内科、放射線科、形成外科とも必要に応じて連携をとり、循環器疾患の総合的な治療に努めています。

◆総合力のある循環器センター(心臓血管外科、循環器内科、放射線科、腎臓膠原病内科、内分泌代謝内科、形成外科)では、『頭から足の先まで、心臓と血管の治療と合併症対策』を可能としています。

◆心臓カテーテル検査の結果について、毎週、心臓血管外科のスタッフとカンファレンスを開いて、最適な治療方針を決定しています。

◆循環器救急患者の中でも重症患者は、救急救命センターに入院します。毎朝、救急救命センターのスタッフとカンファレンスを開いて、方針を決定しています。

◆大分県立病院には、全ての専門内科(常勤)と、全ての専門外科(常勤)があるため、合併症に関しても、必要に応じて、適切な科にコンサルトを行う事が出来るため、あらゆる疾患に対して、最良の治療を行う事が出来ます。

診療内容(常に質の高い治療を)

急性心筋梗塞の患者さんのカテーテル治療に365日24時間可能するため、常に2人の循環器当番医がおり、緊急カテーテル治療の依頼に対して、いち早く治療を行える体制にあります。

2016年11月にフィリップス社製循環器用血管造影装置AlluraClarity FD10/10(大分県内第一号機)を導入し、新しい機能の回転撮影が可能になりました。
従来は2方向ずつの撮影を数回行い、冠動脈(心臓を栄養する血管)の撮影をしていましたが、新しい装置の導入で回転撮影(Xper Swing)機能が加わり、多軌道回転撮影が可能となったことで、1度の撮影で多方向からの画像を取得できるようになりました。撮影回数を少なくすることで、検査時間の短縮・造影剤使用量の低減・被曝線量の低減が期待できます。
検査室内は、天井は青い空の色、床は暖色系の色にし、壁全面には木目調の棚を設け、全体的に暖かく明るい色合いになりました。患者様にはリラックスして検査や治療を受けていただきたいと思います。
カテーテル治療の中でも最も難しいとされている慢性完全閉塞病変に対しても積極的に取り組んでいます。
ロータブレータ(非常に硬くなった冠動脈病変をドリルで削る治療)の認定施設です。
徐脈性不整脈に対しては、現在は、主にMRI対応型のペースメーカーの手術を行っています。
当科でペースメーカー移植術を行った患者さんに対しては、必要な時は当院でMRIを行っております。
最も危険な不整脈である心室細動を持つ患者さんには、ICD(植込み式除細動器)の手術を行っています。
これは、心室細動が起こった時に電気ショックをかける機械を体内に植え込むものです。
重症の心不全で薬物にも反応しない場合は、CRT(両室ペーシング)の手術を行っています。
これは、心室の動きが一様でない場合、心室に2本の電極を入れて動きを均一にして心臓の効率を上げる治療です。
カテーテルアブレーションは、坂本医師が中心となって、大分大学循環器内科の協力・指導を受けながら行っています。
下肢動脈に対するカテーテル治療は、古閑医師が中心となって行っています。
その他の活動(救急全般に強い循環器内科)

当科では、循環器疾患の救急治療のみならず、他の分野の救急医療にも力を入れています。
特に、JMECC(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)においては、大分県初のコースディレクター、また2人のインストラクターが在籍し、大分県内でJMECC講習会が開催できる数少ない施設となっています(内分泌・代謝内科 中丸和彦医師もインストラクター)。
現在、大分大学とも協力し、JMECC講習会を開催しています。

ICLSは、コースディレクター2人、インストラクター1人が在籍しており、2~3ヶ月に1回、医療従事者に対して、コースを開催しています。
外傷においても、JATEC(外傷初期診療ガイドライン)のインストラクター、JPTEC(外傷病院前救護ガイドライン)のインストラクターが各地の各コースでインストラクターとして指導しており、日本DMAT隊員1人も在籍しています。
当科では、副部長以上のスタッフ4人全員が、内科当直としてではなく、救急日直・救急当直(内科疾患・外科疾患を問わず)として、救急車にて搬送される患者の初期診療に当たっています。
このように、あらゆる救急患者にも対応出来る循環器内科のチームは他に例を見ないと思われます。

治療の説明

冠動脈CTは、造影剤を点滴で入れて、専用の撮影方法と画像の解析により、外来でも冠動脈を評価することが出来るようになりました。

急性心筋梗塞から、緊急カテーテル治療までの流れです。冠動脈に徐々に動脈硬化が出来て、ある日、突然、血管の内側の壁が破れて、血小板が集り、冠動脈が血栓で閉塞し、間も無く心筋の壊死が始まります。これが急性心筋梗塞で、直ちに緊急カテーテル治療を行います。主に手首の動脈に逆流防止の弁がついたシースと言う管を入れて、そこから、ガイドワイヤーと言う金属のひもを冠動脈の近くまで入れます。そのガイドワイヤーに沿って、カテーテルを入れます。そこから、髪の毛の細さほどのガイドワイヤーで病変を通過させ、狭い部分をバルーンで拡張します。引き続き、ステントを乗せたバルーンを病変で拡張し、ステントだけを留置します。このカテーテル治療が早ければ早いほど、心筋の壊死は少なくて済みます。

バルーンやステントを使っても、再狭窄と言って再び狭くなる恐れがありましたが、現在では、再狭窄予防の薬つけた薬剤溶出ステントがあり、ステントから薬の成分が徐々に溶けて、再狭窄の頻度も数%にまで減少しています。また、最近では、薬剤をつけた薬剤溶出性バルーンもあり、ステント再狭窄に対して使用する事が出来ます。

特殊なものとして、動脈硬化が強く、石灰化と言って、カルシウムが沈着して骨のように固くなった病変では、ダイヤモンドチップを表面にちりばめたドリルで血管を削るロータブレーターと言う器具もあります。当院は、大分県内でもロータブレーターを使用出来る数少ない施設の1つです。

ペースメーカーは、脈が遅い不整脈に対する手術です。胸の皮膚には電池を入れるポケットと呼ばれる切開を加えますが、心臓の中へのペースメーカーのリードは、胸を開く事無く、挿入・固定が出来ます。

心室細動や心室頻拍と呼ばれ、直ちに電気ショックを行わなければ死に直結する不整脈に対して植え込むのが、ICD(植え込み式除細動器)です。危険な不整脈を感知すると、自動的に心臓の中から電気ショックを行います。

これが正常の心臓の収縮です。

心不全の一部には心臓の収縮が一様ではない(同期していない)事が原因である場合があります。

この場合、通常のペースメーカーで右心室・右心房に入れるリードに加え、左心室側にもリード入れます。このようなペースメーカーをCRT(再同期療法、または、両室ペーシング)と呼びます。

CRT(再同期療法、または、両室ペーシング)により、右心室側からと左心室側から同時に刺激をして、心臓の収縮を一様に同期させる事により、心不全を改善することが出来ます。

診療実績

循環器内科年報2016

2016年の紹介率は87%、逆紹介率は271%でした。

担当医紹介

部長(兼循環器センター副所長)
村松 浩平

日本内科学会認定医
日本内科学会認定指導医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本救急学会認定ICLSコースディレクター
日本救急学会JPTECインストラクター
日本救急学会JATECインストラクター
日本内科学会JMECCインストラクター
CVIT(日本心血管インターベンション治療学会)認定医
CVIT九州・沖縄支部運営委員

副部長(心カテ主任)
上運天 均

日本内科学会認定医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本内科学会JMECCコースディレクター
日本救急学会認定ICLSコースディレクター
CVIT(日本心血管インターベンション治療学会)学会会員
心エコー図学会学会員
日本不整脈学会学会員
日本救急学会JATECプロバイダー
日本救急学会JPTECプロバイダー

副部長
古閑 靖章

日本循環器学会専門医
日本内科学会認定医
日本心血管インターベンション治療学会認定医

副部長
坂本 隆史

日本内科学会認定医
日本循環器内科学会専門医
JB-POT(日本周術期経食道心エコー)認定医
U40心不全ネットワーク代表幹事
日本心不全学会学会員
日本不整脈学会学会員
日本循環制御学会(評議員)
American Heart Association 学会員
European Society of Cardiology 学会員

副部長(地域医療部兼任)
木﨑 佑介

日本内科学会専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本循環器学会会員
日本プライマリケア・ケア連合学会指導医
日本内学会JMECCインストラクター
日本救急学会認定ICLSインストラクター
日本DMAT隊員
日本救急学会JPTECプロバイダー
日本医師会認定産業医

嘱託医
桐谷 浩一

日本内科学会認定医
日本循環器学会会員

後期研修医
増永 智哉

日本内科学会会員
日本循環器内科学会会員