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リソースナースとは!?

 

ヒューマン リソース(人的資源)を語源に日本看護協会が認定する資格を持つ看護師等を称して、近年活用されるようになった用語です。
“医療・看護の向上のために私たちを活用していただきたい!”との期待を込めて、専門看護師・認定看護師で組織する会の名称を「リソースナースチーム」としました。
それでは、メンバーを紹介します。

 
資格名称 人数 氏名
専門看護師
小児看護 1 品川 陽子
がん看護 2 小畑 絹代
菅原 真由美
認定看護師
がん化学療法看護 2 小畑 絹代
東田 直子
皮膚・排泄ケア 2 多田 章子
津崎 郁弥
新生児集中ケア 1 深井 昌子
手術看護 1 村上 智子
緩和ケア 1 谷口 由美
集中ケア 1 小川 央
感染管理 2 大津 佐知江
工藤 香織
がん性疼痛看護 1 川野 京子
がん放射線療法看護 1 山本 美佐子
摂食・嚥下障害看護 1 池邉 佳美
乳がん看護 1 加藤 奈穂子
慢性心不全看護 1 佐藤 寛子

小児看護専門看護師
 
品川陽子

外来・病棟問わず、こども達とご家族の看護を担当します。「こどもにとっての最善の利益」を考えながら、院内外の支援者(医師、看護師、保健師、訪問看護師、在宅医,社会福祉士、療育・教育機関、行政など)とネットワークを組み、協力して療養生活を支援しています。
こどもに関わる支援者は、こども達とご家族ができる限り安心して暮らせ、その子なりのペースでよりよく発達できることを目指しています。
私も、こどもたち・ご家族と共に育っていけたらと思います。

新生児集中ケア認定看護師
 
深井昌子

新生児集中ケアは、早産児や疾患を持った新生児とその家族が対象です。出生前の母体情報から予測して、出生直後の呼吸や循環を整える看護だけではなく、言語的な訴えのない新生児のサインを読み取り、発達を促すための看護を実践しています。また、NICUに新生児が入院することで危機的な心理状態に陥りやすい家族を支援していくことも重要な役割です。今年は活動の初年度であるため、病棟のスタッフとともにケアを見直していこうと考えています。
 
 

がん看護専門看護師
がん化学療法看護認定看護師
小畑絹代

がん医療におけるインフォームド・コンセントや化学療法の副作用、療養上の気がかりなどについて、患者さんやご家族、看護スタッフへのサポートを心がけて行っています。
また、患者さんやご家族が、必要な支援が受けられるように、医師や多職種と協働しています。
今後も自己研鑽を積み、患者さんやご家族、医療従事者から活用してもらえるように努力したいと思います。
 
 
 

 

がん化学療法看護認定看護師
東田直子

がん化学療法を受ける患者さんやご家族の方が、安心して治療を受けられるようにサポートします。治療中の副作用症状や体調についてお聞きし、症状がやわらぐように対処方法を一緒に考えていきます。また、抗がん剤の安全な投与や治療方針を選択するときのサポートなどについても対応していきます。
 
 
 
 
 
 
 
 

緩和ケア認定看護師
谷口由美

緩和ケアは,がんに伴う苦痛症状を「からだ」「こころ」「生活」の視点で緩和し,患者さんやご家族の充実した生活やその人らしさ(QOL)を向上させることを目的として行なわれるケアです. 当院でも,早期からの緩和ケアの実践を目標に、患者さんとご家族を中心としたチーム医療(主治医・緩和ケア医師・看護師・薬剤師・栄養士・医療相談員)を提供できるよう活動しています。現在私は,緩和ケアチームの一員として活動しており,患者さんやご家族のさまざまな苦痛症状への対応やコミュニケーションを行ない、「からだ」「こころ」「生活」上の困りごとを一つでも「かんわ」できるよう取り組んでいます。

がん性疼痛看護認定看護師
川野京子

痛みは人間にとって最も苦痛な症状の一つです。痛みがあると、眠れなかったり食欲がなくなるなど、日常生活を快適に送ることができなくなります。「がんによる痛みを少しでもやわらげ、患者さんが望む生活が送れるようにサポートしていくこと」が私の目標です。具体的には、日常生活上のアドバイスを行ったり、医師と協力しながら痛み止めの量や種類の調整を行います。
また、気持ちのつらさや日常生活の悩みなどについても、主治医や看護師、緩和ケアチームなど、様々な職種と一緒にサポートしていきたいと考えています。
 
 

 

がん放射線療法看護認定看護師
山本美佐子

近年、放射線治療を受けるがん患者数は急増しています。放射線を浴びても大丈夫か、どんな副作用があるのか、家族に影響はないのかなど様々な不安や疑問を抱えて治療に来られる方がたくさんおられます。 また、病気を治したり、痛みをとるためには必要な放射線量を安全に分割して照射するために、毎日の治療が数日~2ヶ月近くもかかります。
治療を受ける間、少しでも不安や痛みがないように患者さんや家族の方のお話を聞きながら丁寧な対応を心がけて援助していきます。
 
 
 

乳がん看護認定看護師
加藤奈穂子

乳がん治療には手術療法、化学療法、放射線療法、ホルモン療法など多くの治療方法があり、治療期間も長く、がんと共に歩んでいく期間も長期にわたります。乳がんの患者さんは年々増え続けており、若年化も進んでいます。そのため乳がんの患者さんは乳房を全摘するのか、卵巣機能を抑制する治療を行なうかなど、妊孕性(子どもを持つのか持たないのか)やボディイメージの変容についての悩みもたくさん抱えています。治療選択や今後の治療についてなど、患者さんが抱えている多くの悩みを一緒に考えていきたいと思っています。
 

皮膚・排泄ケア認定看護師
多田章子

大分県立病院において二人目の褥瘡(床ずれ)などの創傷ケア、ストーマケアや失禁ケアを専門とする看護師です。現在は外科・泌尿器科病棟で勤務し、主に病棟でストーマを持つ方や、これから手術を受けられる方に対して、ストーマとストーマ周囲皮膚の管理、ストーマ装具の選択、日常生活へのアドバイスなどを行っています。
スキンケアや排泄ケアは日常的に行われるものであり欠くことのできない看護の基本と考えます。この基本的な部分に対し多職種と協働しながらケアを提供することで、患者さまにより良い生活を過ごしていただけるよう活動していきたいと思います。

 

手術看護認定看護師
村上智子

私は手術室に勤務し、患者さんの手術・麻酔侵襲が最小限になるように日々の実践に取り組んでいます.また、手術室看護師や病棟看護師に対する指導やコンサルテーション活動を行い、部署内外での看護の質向上に向けてスタッフと取り組んでいます。
当院では、平成20年度より第3次救急が開始され、より高度な医療を必要とする患者さんが増え、緊急手術件数も増加しています。そんな中で、より安全で安楽な医療・看護をスタッフと共に提供できるように、今後も実践・指導・相談の役割を果たしていきたいと思います。

集中ケア認定看護師
小川央

侵襲度の高い手術や重篤な病気により生命の危機的状態にある患者さんが速やかに元の状態に戻れるように、それぞれの状態にあった援助を考え実践しています。また、そのような患者さんのご家族が抱える不安や心配が解決できるように支援していきます。
今年から呼吸サポートチーム(RST)のメンバーとして、院内全体の人工呼吸管理をされている患者さんの定期的なラウンドをしています。
 
 
 

感染管理認定看護師
大津佐知江

病院の感染対策部門であるICT(インフェクションコントロールチーム)に所属し、院内ラウンド、サーベイランス、感染防止研修会開催等、感染防止対策に取り組んでいます。
感染管理の専門的知識や技術を活かし、患者さんにとって安全な医療を提供すること、職員にとって安全な職場環境を整えることを目的に活動を行っています。
 
 
 
 
 

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師
池邉佳美

「食べる」ことは、人間の基本的欲求の一つであり、生きていくために欠かすことのできない行為です。
さらに、食事の場面は人と人とのコミュニケーションの場でもあります。
一人でも多くの患者さんの「安全でおいしく楽しく食べる」ことを支えていきたいと思っております。
また、栄養サポートチームの一員として、医師や栄養士など様々な職種のメンバーと協働して患者さんを支えられるように活動しています。
 

慢性心不全看護認定看護師
佐藤寛子

高齢化社会と生活習慣病の増加により、心不全患者さんは増加傾向にあります。慢性心不全は急性増悪を繰り返し、悪化していく病態的特徴を持っています。心不全患者さんが症状の悪化なく、日常生活を送るためには、患者さん自身が治療に参加し、生活を調整していく必要があります。患者さんやご家族が心不全と上手く付き合いながら、「その人らしく」生活していく方法を一緒に考えていきたいと思います。
 
 
 

感染管理認定看護師
工藤 香織

患者さんをはじめ、その家族、病院で働くスタッフなど治療環境に関わるすべての方を感染源から守る役割を担っています。
大分県立病院で二人目の感染管理認定看護師として、院内感染対策委員会(ICC),感染対策チーム(ICT),院内感染防止対策委員会に所属し、専従の看護師と協働し院内の感染リスク低減のための方策を考え、実践しています。
継続した安全な医療の提供のため、多職種と協働し、感染管理分野の専門家として実践・指導・相談を行っていきたいです。
 

 

がん看護専門看護師
菅原真由美

緩和ケア室に所属しており、外来・病棟を問わず、全てのがん患者さんとご家族を支援します。
医師からの説明を一緒に聞いたり、困っていることや悩んでいることを聴かせていただいたりしながら患者さんが望む生活を共に考えます。また、患者さんとご家族が安心して療養できるよう、様々な職種と協働します。
身体だけでなく、心の傷みなどを軽くし、穏やかな毎日を送ることができるよう、その時々に応じた援助を目指していきます。




 

皮膚・排泄ケア認定看護師
津崎郁弥

皮膚・排泄ケアの専門性は、ストーマケアを基盤として始まり、創傷ケアや失禁ケアと拡大していきました。排泄障害がある患者さんに、安心して自宅で生活できるよう、ストーマセルフケアの獲得や排尿自立を目指した指導をスタッフとともに支援していきたいと考えています。また、褥瘡では褥瘡予防の個別的ケアの提案や実践をしていきたいと思います。平成28年10月28日より専従看護師として活動を開始しました。褥瘡チーム・排尿チームを中心としたチーム医療の中で、患者さんの生活を考え、より良い支援ができるように活動していきたいと思います。『皮膚排泄ケアの学習会がしたい』『患者さんのケアで悩んでいる』点などありましたら、いつでもご相談ください。

 

定例会議

 

毎月1回、メンバーの活動報告や活動上の悩みの相談、コンサルテーション事例検討等をディスカッションし、情報交換しています。

 

クローバーナース

 

当院は、がん診療連携拠点病院であり、多くのがん患者さんにケアを提供しています。そして、患者さんの多様なニーズに応えようと担当看護師は日々奮闘しています。
“そんな彼女らのサポートができたら!”と2011年9月から、 がん看護に関連した分野のRNTメンバーで、がん看護をサポートする「クローバーナース」を結成しました.病棟ラウンドを実施し、看護師からの相談を受けています。

 

クローバーの花言葉は“私を想って下さい”です.患者さんに寄り添い、がんによる苦しみを少しでもやわらげる存在になりたいと思い、クローバーナースと名付けました。

 
 

スキルアップセミナー・地域公開研修

 

院内外の看護師を対象に、専門看護師・認定看護師が協力して、事例検討を中心とした研修を開催しています。

 
  研修テーマ
2011年 がん看護
2012年 がん看護
周術期看護
2013年 がん看護
急性期看護
2014年 がん看護
心不全看護
 

ニュースレター・県病医療ニュース

各メンバーがそれぞれの専門分野のトピックス等を盛り込んだニュースレターを院内職員と患者さん向けに作成し、発行しています

スプリングインターンシップ 申込書(PDF)

スプリングインターンシップ 誓約書

スプリングインターンシップのご案内

サマーインターンシップ案内

サマーインターンシップ申込書

サマーインターンシップ 誓約書

県病ニュース毎月号(平成24年9月号 第50号 専門・認定看護師シリーズ(1)

県病ニュース毎月号(平成25年1月号 第54号 専門・認定看護師シリーズ(2)

県病ニュース毎月号(平成25年4月号 第57号 専門・認定看護師シリーズ(3)

県病ニュース毎月号(平成25年9月号 第62号 専門・認定看護師シリーズ(4)

県病ニュース毎月号(平成26年1月号 第66号  専門・認定看護師シリーズ(5)

県病ニュース毎月号(平成26年4月号 第69号  専門・認定看護師シリーズ(6)

県病ニュース毎月号(平成26年9月号 第74号  専門・認定看護師シリーズ(7)

 

研修報告会

毎年、数名の専門看護師や認定看護師が誕生し、リソースナースチームのメンバーが増えています。
その新メンバーの研修受講動機や研修中の学びを院内の看護師を対象に、報告会としてお伝えしています。

 

その他

私たちは院内のみならず看護や地域に広く貢献できるように、依頼に応じて執筆活動や講義・講演活動をおこなっています。

 

研究活動

リソースナースチームの⼤きな役割の⼀つに、看護スタッフの指導や教育を⽬的とした研修があります。
しかし、リソースナースチームは研修講師の役割を担うばかりではなく、研修講師自身の研修技術のスキルアップ向上を目的とする研究も積極的に行っています。
その⼀例をご紹介します。

■研修の成果の検証
信頼性・妥当性が検証された看護実践尺度(80点満点)を使⽤して、研修受講者による無記名の採点結果から統計を取りました。
次の図1および図2は2012年と2013年の調査で収集したデータに基いて作成したものです。

2012年の結果に基いて、研修の日程や具体的な研修内容の構成など、様々な項目について改善を施したところ、 2013年の調査では各項目において改善されたという結果を得ました。

 

■研修内容の拡がり
研修参加者には研修内容を参加者以外のスタッフにも伝達するよう指導しています。伝達することで自らの知識も拡がると考えます。
そして講師はこの伝達が⾏われるように研修内容を工夫しなければなりません。
研修者が研修に参加していない自部署のスタッフに研修内容を伝達したかどうかについても調べ、図3,図4のような結果を得ました。

図3では、「伝達した」との回答が2013年では2012年よりも減少したことがわかります。そして「伝達していない」理由として、図4の結果が得られました。
2012年では、「他の人がする」、「伝達義務を感じない」、「自分のキャリアアップのための研修である」、自部署には伝達する習慣がない」という、伝達する意思自体がないと解釈される理由があったのに対し、 2013年ではこれらの理由がなくったことがわかりました。
この結果から、研修参加者が研修内容に基いて他のスタッフへ指導できるよう、研修形態の工夫などが必要であることがわかりました。

リソースナースチームは、このような研究の成果を当院の看護スキルの向上に役立てています。
さらにこのような研究を、院内にとどまらず学会や論文等によって外部にも積極的に発表しています。